git を使い始める

インストールなど



$ git --version

git version 1.8.3.3
参考＝＞Mac OSX に git をインストールする (Homebrew を使用) - asa nisi masa

git の 初期設定を行う

自分のプロフィールを設定する



$ git config --global user.name "hoge hoge"

$ git config --global user.email "hogehoge@gmail.com"

コマンド出力の色を自動に設定する



$ git config --global color.ui auto

git のリポジトリを作成する

作業用のディレクトリを作成する。



$ mkdir $HOME/test

リポジトリを初期化する。



$ git init

Initialized empty Git repository in /Users/hoge/test/.git/

ファイルをコミットする

準備

カレントディレクトリには、index.html を作成済。

add

カレントディレクトリ配下のファイルをインデックスに記録する。



$ git add .

commit

ファイルをコミットする。

  • コミットの概要をコマンドの引数で指定する場合、 -m オプションで指定する。



$ git commit -m "first commit"
[master (root-commit) ff4e462] first commit

 1 file changed, 7 insertions(+)

 create mode 100644 index.html

  • コミットのログをエディタで指定する場合、git commit だけ入力すると、エディタで入力できる。



$ git commit

vi エディタに以下のメッセージが初期表示される



# Please enter the commit message for your changes. Lines starting

# with '#' will be ignored, and an empty message aborts the commit.

# On branch master

# Changes to be committed:

#   (use "git reset HEAD ..." to unstage)

#

#       modified:   index.html

#

概要、空白、理由を記入して保存しエディタを終了する。#始まり行は記録されないので残ったままでよい。



コミットのテスト　　　　　・・概要

　　　　　　　　　　　　　・・空白

チュートリアル　　　　　　・・理由

  • （後で調べる）チケットシステムと連動している場合、概要の行にチケット番号を書けばよいのかな。
  • エディタを保存せずに終了すると、コミットがキャンセルされるとのこと。

コミット結果が表示され、コメントの概要部分が表示された。以下は、後述する変更のコミット時のメッセージだが、参考に貼っておく。



[master 8c073d7] コミットのテスト

 1 file changed, 2 insertions(+), 1 deletion(-)

ファイルを変更する

変更する

お好みのエディタで変更。

diff

変更箇所を確認する



$ git diff index.html 
 diff --git a/index.html b/index.html

  index 18720b1..b213557 100644

  --- a/index.html

  +++ b/index.html

  @@ -2,6 +2,7 @@

   test

   

   test1

  -test2

  +test2-change 

  +test3-add

  • 変更前は、 - で表示される
  • 変更後は、 + で表示される
add

変更を記録する

  • ファイルを指定する場合。



$ git add index.html

  • ワークツリー内の全ての変更を記録する場合。



$ git add -u

commit

コミットすると結果が表示され、コメントの概要部分が表示された。



git commit
[master 8c073d7] 変更をコミットするテスト

 1 file changed, 2 insertions(+), 1 deletion(-)

Tips

  • バージョン管理対象外のファイルを指定することができる
    • .gitignore ファイルに記載すると、対象外にできる

コマンドとオプションのメモ

コミット前にインデックスへ記録
git add <パス> ディレクトリやファイルを指定して add する ディレクトリ指定の場合、バージョン管理されていない新規ファイルは add されない
git add -u ワークツリーに含まれるバージョン管理対象のファイルを一律 add する バージョン管理されていない新規ファイルは add されない
git add -A git add -u のファイルに加え、新規ファイルも対象として add する .ignore 指定されているものは add されない
git add -p 変更内容のうち、コミットに含める／含めないものを対話的に指定して add する
コミットする
git commit <パス> ディレクトリやファイルを指定してコミット
git commit -m "コミット概要" コミット概要をオプションで指定してコミット
git commit コミットの概要、理由をエディタで入力
git commit -a 一括コミットする
git commit -v コミットログの記録時に、パッチを再確認する 例１を参照

例１）-v オプションをつけた場合の、エディタの表示例。赤字部分が付加されている。



 # Please enter the commit message for your changes. Lines starting

 # with '#' will be ignored, and an empty message aborts the commit.

 # On branch master

 # Changes to be committed:

 #   (use "git reset HEAD ..." to unstage)

 #

 #       new file:   test.data

 #

diff --git a/test.data b/test.data

 new file mode 100644

 index 0000000..ccc3e7b

 --- /dev/null

 +++ b/test.data

 @@ -0,0 +1 @@

 +aaaaa

コミット前に変更を確認する
git diff バージョン管理されている全てのファイルの変更内容を表示する 例１
git status コミットされていないものを確認する 例２


例1）git diff - 2つのファイルを変更



$ git diff
diff --git a/index.html b/index.html

 index b213557..e525f90 100644

 --- a/index.html

 +++ b/index.html

 @@ -4,5 +4,6 @@

  test1

  test2-change

  test3-add

 +test4-add2

  

  

 diff --git a/test.data b/test.data

 index ccc3e7b..745dfcb 100644

 --- a/test.data

 +++ b/test.data

 @@ -1 +1,2 @@

  aaaaa

 +bbbb


例2）git status - 2ファイル変更、1ファイル新規作成した状態



$ git status
# On branch master

# Changes not staged for commit:

#   (use "git add ..." to update what will be committed)

#   (use "git checkout -- ..." to discard changes in working directory)

#

#	modified:   index.html

#	modified:   test.data

#

# Untracked files:

#   (use "git add ..." to include in what will be committed)

#

#	test2.data

no changes added to commit (use "git add" and/or "git commit -a")

コミット後にコミット内容を確認する
git log コミットの履歴を表示する 例１
git log --pretty=short コミットの履歴を表示する。コメントは１行目のみ表示する 例２
git log -<世代数> 指定した世代数分の履歴を表示する 例２
git -p 履歴をパッチ形式で表示する 例２
git show 直前のコミットの内容を表示する

例１）git log - 2世代のコミットを作成



$ git log
commit 8c073d791ed2bfa64b3c396ff736ede030d729f0

Author: hoge hoge 

Date:   Sun Aug 4 11:07:16 2013 +0900
    変更をコミットするテスト

    

    チュートリアル
commit ff4e46265a1b96e91e4492f23cfef1c6ec49b28a

Author: hoge hoge 

Date:   Sun Aug 4 10:48:22 2013 +0900
    first commit


例２）1世代のみ、パッチ形式で表示する。コメントは１行目のみ表示する。



$ git log -1 -p --pretty=short
commit 982efc9bf67ee0727c853ba7772b27c69fbcfa67

 Author: Reiko Hisada 
    ファイル追加
 diff --git a/test.data b/test.data

 new file mode 100644

 index 0000000..ccc3e7b

 --- /dev/null

 +++ b/test.data

 @@ -0,0 +1 @@

 +aaaaa

その他のコマンド

この辺りのサイトが適当そうなのでリンクを貼っておきます。
Gitを使いこなすための20のコマンド | OSDN Magazine

参考書

開発ツール徹底攻略 (WEB+DB PRESS plus)

開発ツール徹底攻略 (WEB+DB PRESS plus)