ファシリテーションを学ぶ
ファシリテーションは、会議術でなく、チームの成果を最大化するべく、支援すること。
ファシリテーションに関する本にいくつか目を通したので、よさそうなものをピックアップしてメモ。
なかなかエッセンスがコンパクトに詰まった本は見つからなかったのだが。
概要、ツール、道具箱
ファシリテーターの道具箱―組織の問題解決に使えるパワーツール49
- 作者: 森時彦/ファシリテーターの道具研究会
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2008/03/14
- メディア: ペーパーバック
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そこに主眼を置いたため、序章はコンパクトで、ファシリテーションとは何か、何を考えなくてはいけないか、どんなスキルが必要かが20ページほどにまとまっている。
ただ、構成がイマイチなので、自分でまとめ直して読むのがよさそう。(まとめ直したものは公開できません。ごめんなさい)
残り120ページほどに49個のツールが紹介されている。一般的な問題解決技法が多い気がする。ただし、多くのツールを適宜使い分けるのは無理なので、お気に入りのツールを見つけるためのカタログという用途にむいていると思われる。各ツールの説明は薄いため、気になるツールは各自で掘り下げる必要がありそう。
フレーズ
- 作者: 堀公俊
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2006/11/18
- メディア: 新書
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様々な場面で使用できるフレーズが紹介されている。
すぐ使えるフレーズが多い。
もちろん、場面場面の説明も充実しているので、インデックスから場面を特定してしっかり読むにもむいている。
板書
ファシリテーション・グラフィック―議論を「見える化」する技法 (ファシリテーション・スキルズ)
- 作者: 堀公俊,加藤彰
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2006/09/01
- メディア: 単行本
- 購入: 22人 クリック: 124回
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板書すべきキーワードの抜き出しかた、板書の表現、見える化するための小道具などが紹介されていて、結構面白い。
手書きの例がたくさん載っているので、イメージがつかみやすいし、見てて楽しい。