Salesforce と Google

http://www.salesforce.com/jp/products/google/apps/
salesforcegoogleがアプリケーションレベルでも提携したそうだ。SalesForceとGooleのアプリケーションがより密接に提携した。
(ところで、地図情報が連携していないのは、不思議だ。)


Salesforce for Google Apps の説明にある、


チームは、
営業コール中でも、カスタマーサポートの問題に対応中でも、パートナーとの調整中でも、
Salesforceから離れることなく、(後略)
http://www.salesforce.com/jp/products/google/apps/gtalk.jspより引用。

という文から、インフラとして使わせたい思いが伝わる。
「もう、どこの会社さんもインフラちっくに使ってらっしゃいますよ」を匂わせていると読んだ。


これはSalesforceにとってのメリットか?ユーザにとってのメリットか?
うまくいけば、グーグルも、ビジネス分野へがっつり入れるしね。




#セキュリティの観点から、Webメールを使用禁止(フィルタかけているところ、監視と運用で禁止しているところなど様々)としている会社が多い。
そういう会社はもとよりSaasを活用しようという思いは低いと思うが、
1.Saasの安全性が高いこと
2.Saasを利用することで得られる利便性やコスト削減効果等のメリットが大きいこと(中小でも、大企業でも)
3.単なるバズワードで終わらないこと
4.いつでも別の方法に切り替えられること
が本物となり、意識も浸透していくと切り崩せるんだろうね。




過去に特定の業務の効率化にフォーカスして作ったシステムに業務が振り回されるという事例は、あちこちで聞く。
そのシステムが重要であり、それがないと業務が回らないくらい必要なものになっているからなんだが。
システム化投資を減らすために全体最適化を狙ったり、変化が大きい部分は自前のちっちゃなシステムで吸収したり、工夫してるみたいだ。
Saasはこれを解決するか?


最適解なんてあるのかな。
攻めるのか、守るのか。。。。
財閥で例えると、三菱系はひたすら攻め、住友系はどっしり(?)構え、浮き沈みはあるものの結局同程度(違ってたらゴメンナサイ)という印象なのが象徴的に思えます。